内転筋を鍛える
O脚・X脚
Ｏ脚・X脚は痛みにつながる可能性があります！
膝が外側に広がった「Ｏ脚」に悩まされている方は多いのではないでしょうか？
また、膝が内側にねじれた「X脚」もあります。
スタイルや美容の面で、Ｏ脚・X脚は気になりやすいかもしれません。
しかし、足のゆがみは膝や足首など関節への負担となったり、姿勢の崩れを引き起こしたりする場合があります。
年齢を重ねるほど、ゆがみの改善はむずかしくなっていくため、症状が気になる今から対策をはじめていきましょう。
こちらのページでは、Ｏ脚・X脚について、原因や放置するデメリット、セルフケアの方法を詳しくご紹介しています。
目次
contents
目次
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こんなお悩みありませんか？
trouble
こんなお悩みありませんか？
trouble
Ｏ脚が気になり足を出す服装ができない
歩くときに膝に違和感がある
膝がくの字に曲がっていることが気になる
Ｏ脚の対処法が分からない
Ｏ脚・X脚にならないよう予防しておきたい
膝がこわばるためスムーズに立ち上がれない
O脚・X脚とは？症状・特徴について
symptoms
O脚・X脚とは？症状・特徴について
symptoms
足のゆがみとして多くの方を悩ませている「Ｏ脚・X脚」
各々でどのような特徴があり、放置することでどのような不具合が起こりうるのでしょうか？
適切なケアが行えるよう、Ｏ脚・X脚の症状や原因をこちらで確認していきましょう。
O脚・X脚の症状・特徴
●
Ｏ脚とは
両膝が外側に湾曲した状態を「Ｏ脚」といいます。
身体の中心線に対して膝が内側に反っているため「内反膝」とも呼ばれています。
両足を揃えて立った際、左右の膝の間に隙間ができることが特徴です。
明確な規定はありませんが、指2本以上の隙間があるとＯ脚だといえるでしょう。
X脚と比較して、日本人にはＯ脚のほうが多い傾向があります。
●
X脚とは
膝が内側に湾曲した状態を「X脚」といいます。
Ｏ脚とは反対に膝が外側に反っているため「外反膝」とも呼ばれています。
両方の膝を揃えて立った際、左右の内くるぶしが接しないことが特徴です。
その他、膝は内側に向けて湾曲し、膝下は外側に向けて湾曲している「XO脚」もあります。
●
O脚・X脚を放置することによるリスク
膝の痛み
Ｏ脚、X脚は、膝への荷重が正常よりも内側、もしくは外側に傾いています。
それにより、膝まわりの軟骨や筋肉に偏った負担が積み重なり、関節の痛みにつながる可能性があります。
足部の痛み
膝の湾曲にともない、足首も内側や外側に傾いてしまいます。
特にX脚では、足首が内側に傾くことで母趾に負担がかかり、外反母趾の原因となる場合があります。
腰痛・肩こり
Ｏ脚・X脚は、骨盤の前傾や後傾が強まった状態になります。
骨盤の傾きから反り腰や猫背など不良姿勢につながり、腰から肩、首まわりの緊張を生みやすくなっています。
O脚・X脚の原因
Cause
O脚・X脚の原因
Cause
膝のゆがみを起こす原因には、次のものが挙げられます。
骨盤のゆがみ
骨盤下方にある溝（寛骨臼）に大腿骨（太ももの骨）の先端部分がはまり込むことで、股関節は形成されています。
そのため、骨盤が傾くことで連動して大腿骨の位置もねじれてしまい、結果として膝のゆがみにつながる場合があります。
一般的にＯ脚は「骨盤の後傾」、X脚は「骨盤の前傾」が強まった状態といわれています。
座り方
アヒル座り（お姉さん座り）は、膝が内側にひねられているため、X脚の原因となる場合があります。
その他、「足を組んで座る」「床にあぐらをかいて座る」なども、骨盤のゆがみを生む原因に挙げられます。
筋力の低下
膝を支える太ももまわりの筋力が弱ることで、膝のバランスが崩れやすくなります。
特にＯ脚の場合は「内もも」の筋力が重要になります。
筋力が低下する要因としては、加齢や運動不足などが挙げられます。
外傷
膝の捻挫や骨折など、外傷をきっかけに関節のゆがみにつながる場合があります。
ケガによって関節を支える靭帯がゆるんだり、骨の構造が変化したりしてしまうためです。
O脚・X脚の類似症状
similar symptoms
O脚・X脚の類似症状
similar symptoms
類似症状の例
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変形性膝関節症
軟骨がすり減ることで、関節周辺の組織に炎症を起こした状態を「変形性膝関節症」といいます。
痛みや動かしにくさがおもな症状で、状態を悪化させると膝がＯ脚に変形してくる場合があります。
加齢がおもな原因となり、中高年の方に多くなっています。
※Ｏ脚・X脚を放置することで、変形性膝関節症につながりやすくなります。
症状に対する施術のご案内
RECOMMEND
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次の症状が当てはまる方は「鍼灸メニュー」「整体メニュー」へ
足を揃えて立つと膝に指2本分以上の隙間がある
膝を揃えてたつと左右の内くるぶしがつかない
足首が内側に倒れている
膝にこわばりや動かしにくさを感じる
歩くときに膝にギシギシとした感じがある
歩き始めや立ち上がりに膝のこわばりを感じる
反り腰で太ももが内側にねじれている
猫背で膝が外側に広がりやすい
O脚・X脚の対処法
APPROACH
O脚・X脚の対処法
APPROACH
Ｏ脚・X脚は、何か対策をとらない限り、徐々に進行していく可能性が高くなっています。
膝や足首、股関節などの負担にもつながるため、セルフケアは早めに始めていきましょう。
また、ゆがみを防止するためには、予防も継続的に行っておくことが大切です。
こちらでは、自身で行えるＯ脚・X脚の対処法と予防法をご紹介します。
慢性
クッションを挟む
デスクワークや食事中など、座っているときに膝の間にクッションを挟むようにしましょう。
より内転筋に負荷を加えたい場合は、クッションを潰すように力を入れてください。
内ももの筋力を鍛えることで、膝が外側に湾曲することの防止が期待できます。
スクワット
肩幅よりやや広めに足を広げて立ちます。
つま先を外側に向けた状態でスクワットを行うことで、内ももの筋力を鍛えられます。
お尻をおろす際には、膝が内側に入ったり、膝がつま先よりも前に出たりしないようにお気をつけください。
最初は10回3セットが目安となります。
慢性
ストレッチ
お尻（特にＯ脚の方）
椅子に座ります。
左太ももの上に右足の足首を乗せて、右股関節を開いた状態にします。
そこから、背中を伸ばしたまま上半身を前に倒し、お尻の筋肉を伸ばします。
30秒ほど伸ばしたら、反対側も同様に行います。
内もも（特にX脚の方）
床に座ります。
両足裏をあわせて、股関節を広げた状態にします。
両手でつま先をつかみ、背中を伸ばしたまま上体を前に倒すことで、内ももの筋肉を伸ばしていきます。
O脚・X脚の予防法
PREVENTION
O脚・X脚の予防法
PREVENTION
Ｏ脚・X脚の進行を防止するため、次のようなケアが有効とされています。
01
ストレッチ
膝のストレッチ
床に座り、左足を外側に伸ばします。
右足は曲げて、左の内ももあたりに足裏を当てるようにします。
背中を伸ばしたまま上半身を前に倒していくと、左のうちももがストレッチできます。
30秒ほど伸ばしたら、反対側も同様に行います。
▼ストレッチ動画
股関節のストレッチ（体操）
床に座り、両膝を立てます。
足裏は床につけたまま、両膝を左右交互に倒します。（いけるところまでで構いません）
膝を倒す際には、お尻が浮かないように気をつけましょう。
1分間が目安です。
▼ストレッチ動画
02
座り方に気をつける
Ｏ脚・X脚を予防するには、なるべく椅子に座ることがおすすめです。
床にアヒル座りやあぐらで座ると、股関節がねじれて膝のゆがみにつながる場合があります。
また、椅子に座る際も骨盤がゆがまないよう、足を組んだり背もたれに寄りかかったりする座り方は避けるようにしましょう。
よくある質問
Q＆A
よくある質問
Q＆A
Q
Ｏ脚・X脚に対して、接骨院・整骨院ではどのような施術を行いますか？
A
手技や鍼灸、電気療法、矯正など、ゆがみの状態にあわせた施術を行います。
Q
Ｏ脚・X脚をそのままにするデメリットは何かありますか？
A
足の痛みや腰痛、肩こりの原因となる場合があります。
また、将来的に膝の軟骨がすり減って起こる「変形性膝関節症」につながる可能性があります。
Q
接骨院・整骨院の施術で足は真っ直ぐな状態に戻りますか？
A
生まれつきの骨格や年齢の問題もあるため、完全には真っ直ぐにできない場合もあります。
Q
Ｏ脚・X脚はどれくらいの期間でよくなりますか？
A
骨格が良い状態でなじむには、2〜3か月は必要です。
しかし、個人差があるため、施術期間は一概にいえません。
Q
Ｏ脚・X脚を改善するには、自分で何ができますか？
A
股関節や太もものストレッチ、内ももの筋力強化などが有効といわれています。
Q
Ｏ脚・X脚を予防するため、歩く際は何に気をつけたら良いですか？
A
「背筋を伸ばす」「つま先を前方に向ける」「膝とつま先の向きをそろえる」「やや大股で歩く」といったポイントが挙げられます。
Q
Ｏ脚・X脚の予防で、何かしてはいけないことはありますか？
A
アヒル座り（お姉さん座り）、あぐら、横座りは避けて、なるべく椅子に座るようにしましょう。
Q
ケガからＯ脚になることはありますか？
A
はい。
ケガにともなう関節の変性や筋力低下などの影響で、Ｏ脚が進行する可能性はあります。
Q
Ｏ脚・X脚は医療機関にも行ったほうが良いですか？
A
お子様（7歳以上）でＯ脚・X脚の傾向が強い場合は、一度医療機関に相談してみてください。
Q
ケガや痛みがなくても接骨院・整骨院に行って大丈夫ですか？
A
はい。
筋肉の緊張をほぐす施術や、身体のバランスを整えるような施術を受けることで、Ｏ脚・X脚の改善、予防が期待できます。
院長
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