ストレス管理
女性の悩み
女性の身体に起こる不調の原因は?
対処法や予防法もご紹介!
![腹痛でお腹を押さえる女性](https://karada-myodani.com/wp-content/uploads/2023/10/female1_rs.jpg)
女性に多いお悩みには、生理痛、生理不順といった月経トラブルをはじめ、冷え性やむくみ、肩こりなどが挙げられます。
また、中年の方であれば、加齢にともない起こる「更年期障害」も身体面・精神面で不調を生じやすくなっています。
ホルモンバランスが影響しているため、完全に防ぐことはむずかしい場合もあります。
しかし、症状を軽くしたり出にくくしたりすることは可能ですので、日常でしっかり対処と予防を続けていきましょう。
こちらのページでは「女性の悩み」をテーマに、不調が起こる原因や症状例、セルフケアの方法をご紹介しています。
また、何か分からない点や不安な点がありましたら、接骨院・整骨院のほうにもお気軽にご相談ください。
目次
contents
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こんなお悩みありませんか?
trouble
こんなお悩みありませんか?
trouble
女性のお悩みとは?症状・特徴について
symptoms
女性のお悩みとは?症状・特徴について
symptoms
更年期障害をはじめ、ホルモンの影響で女性特有の症状がみられる場合があります。
症状に対してスムーズな対応ができるよう、女性に起こりやすい病気やそのメカニズムを理解しておきましょう。
![頭痛や腹痛を同時に発症して苦しんでいる女性](https://karada-myodani.com/wp-content/uploads/2023/10/female2_rs.jpg)
女性のお悩みの症状例・特徴
月経トラブル
月経にともなう不調には「生理痛」「生理不順」があります。
生理痛は、生理の前や生理中に起こる下腹部付近の痛みになります。
月経時に分泌される「プロスタグランジン」の作用で子宮が強く収縮し、生理痛が起こるといわれています。
一方の生理不順は、月経周期が遅れたり月経の回数が多くなったりする状態です。
月経周期の乱れにより、冷えや肩こり、便秘、食欲不振などの症状がみられる場合があります。
むくみ・冷え性
むくみとは、皮膚の下に余分な水分が溜まった状態をいいます。
心臓のポンプ機能が行き届きにくい点から、特に下肢にむくみが生じやすくなっています。
また、外気温に関係なく手足に冷たさを感じる状態が冷え性になり、むくみとともに女性に多いお悩みになります。
自律神経症状
生理前後や出産期、更年期など、女性ホルモンの乱れから自律神経失調症を引き起こす場合があります。
自律神経の乱れにより、次のような不調が生じる可能性があります。
・腹痛、便秘、下痢
・不眠症
・頭痛
・肌荒れ
など
首こり・肩こり
骨格や筋肉量の問題から、男性よりも女性に肩や首のこりは起こりやすいといわれています。
女性ホルモンについて
卵巣から分泌される女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つの種類があります。
エストロゲン
エストロゲンは女性らしさをつくるホルモンで、乳房を発達させたりお肌の潤いを保ったりする作用があります。
また、エストロゲンの働きかけで子宮内膜が厚くなり、妊娠の準備が行われるといわれています。
プロゲステロン
プロゲステロンは排卵直後から分泌が増加していくホルモンです。
基礎体温を上げて、厚くなった子宮内膜を妊娠しやすい状態に維持します。
妊娠が成立しなければブロゲステロンの分泌量は低下し、2週間ほどで子宮内膜がはがれ落ちる月経が始まるサイクルになっています。
女性の悩みの原因
Cause
女性の悩みの原因
Cause
女性特有の症状が起こるのは、ホルモンや加齢の影響がおもに考えられています。
![加齢によって腰痛を覚える中年女性](https://karada-myodani.com/wp-content/uploads/2023/10/female3_rs.jpg)
加齢にともなう身体の変化
閉経を迎えるにあたり卵巣機能が低下していきます。
それによりエストロゲン、プロゲステロンの分泌量が減少するため、これまで両ホルモンで調整されていた機能がうまく働かなくなることが考えられています。
また、女性ホルモンの急激な低下がストレスとなり、自律神経の乱れにもつながりやすくなっています。
閉経前後の更年期に起こる、身体面、精神面の不調は「更年期障害」と呼ばれています。
更年期障害のおもな症状には、次のものが挙げられます。
・血管運動症状(ほてり、のぼせ、発汗、冷えなど)
・精神症状(イライラ、不安、不眠、抑うつ、無気力など)
・身体症状(腰痛、関節痛、肩こり、頭痛、動悸、息切れなど)
など
![家事のストレスで頭を抱える女性](https://karada-myodani.com/wp-content/uploads/2023/10/female4_rs.jpg)
ストレス
多忙な生活によって受ける心身のストレスは、たとえ自覚がなくても身体は感じているものです。
ストレス過多になると、脳の機能が低下しホルモン分泌が上手く働かなくなってしまいます。
それによって女性ホルモンのバランスが乱れ、身体の不調につながります。
女性に多い病気
disease
女性に多い病気
disease
例
子宮筋腫
子宮の壁に良性腫瘍ができる病気です。
子宮筋腫によって月経時の下腹部痛が強くなったり、出血量が増えたりする場合があります。
子宮内膜症
本来子宮の内側にできる子宮内膜が、子宮の内腔以外の場所に発生してしまう病気です。
下腹部の痛みや腰痛をはじめ、子宮内膜症の影響で不妊症となる場合もあります。
がん
女性特有のがんには、子宮頸がん、乳がん、卵巣がんなどが挙げられます。
子宮頸がんは、若い女性にも発症するケースが多くなっています。
甲状腺の病気(バセドウ病・橋本病など)
甲状腺から分泌されるホルモンが過剰になった状態を「バセドウ病」といいます。
発汗や体重減少、イライラ、脈が速くなるといった症状がみられます。
一方、甲状腺ホルモンの分泌が低下した状態を「橋本病」と呼ぶこともあります。
むくみや体重の増加、寒がり、気分の落ち込みなどが、橋本病の症状例に挙げられます。
関節リウマチ
免疫の異常で自己の組織を攻撃してしまい、関節に痛みや腫れが生じる病気になります。
甲状腺の病気やリウマチは男性にも起こる場合はありますが、女性の方が割合が多くなっています。
※原因は分かっていませんが、女性ホルモンの作用が考えられています。
お悩みに対する施術のご案内
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女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性特有の症状を緩和・予防するには、ホルモンバランスを整えることが大事になります。
原因を考慮に入れて、こちらでは自身でも行える女性の悩みへの対処法と予防法をご紹介します。
医療機関や接骨院・整骨院にも相談して、自分だけで頑張りすぎないように気をつけましょう
女性ホルモンのバランスを乱す要因には、ストレスが挙げられます。
「適度に身体を動かす」「気分転換に甘いものを食べる」「しっかり睡眠をとる」といった対策をとることで、ストレスを溜めないように注意しておきましょう。
生活習慣の改善
不規則な生活は、自律神経のバランスを崩す原因の1つです。
早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送るようにしましょう。
・朝日を5分ほど浴びる
・朝食をしっかり食べる
・軽い運動をする
など
上記のポイントを意識することで、体内時計を正常に戻しやすくなります。
また、睡眠の質を低下させないよう、寝る1時間前からはスマホやパソコンはみないことがおすすめです。
食生活の見直し
炭水化物やタンパク質、野菜、良質な脂質をバランス良くとるようにしましょう。
栄養の偏りは、ホルモンの分泌に影響を与える場合があります。
また、女性ホルモンが低下する更年期には、エストロゲンに似た作用を持つ「イソフラボン(大豆製品)」をとることをおすすめしています。
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
女性特有の不調を予防するには、次のようなケアが有効とされています。
我慢しすぎない
身体の不調がストレスとなり、より症状の悪化を招く可能性があります。
体調が優れない場合は我慢しすぎず、ゆっくり身体を休めるようにしましょう。
また、医療機関にも早めに相談し、薬など専門的な処置を受けることをおすすめしています。
質の高い睡眠
睡眠時間はもちろんのこと、ホルモンバランスを整えるには睡眠の質も大切です。
夜しっかり眠れるように規則正しい生活を心がけ、体調管理を普段から行っておきましょう。
定期的ながん検診
同じ姿勢を長く続けていると、肩まわりの柔軟性や血流を低下させてしまいます。
デスクワーク中も1時間を目安に休憩をとり、こまめに肩を動かすようにしましょう。
ばんざいのように肩よりも腕を上にあげる動作を意識的に行うことで、肩が固まることを防止しましょう。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
女性に多い身体の悩みには何がありますか?
生理痛や月経不順、むくみ、冷え、肩こり、自律神経失調症などが挙げられます。
女性特有の症状が起こる原因は何ですか?
女性ホルモンの乱れや加齢の影響がおもに考えられています。
更年期障害ではどのような症状がみられますか?
発汗やのぼせ、ほてりが更年期障害の特徴的な症状です。
その他、イライラや不安、身体の痛み、息切れなどがみられる場合もあります。
女性特有の症状をそのままにしているとどうなりますか?
症状をより悪化させるばかりか、不妊症につながる可能性もあります。
四十肩・五十肩は医療機関に行ったほうが良いですか?
自律神経やホルモンのバランスを整えるには、鍼灸がおすすめです。
その他、症状に合わせて、手技や電気療法などを行う場合もあります。
身体の不調はどれくらいで良くなりますか?
体質や症状の重さによりさまざまです。
まずは身体の状態を確認させてください。
接骨院・整骨院の施術に保険は使えますか?
自費での施術になります。
接骨院・整骨院では、急性のケガや痛みにしか保険を使えません。
女性の悩みを改善するために何かできることはありますか?
ストレスを溜めないようにケアしましょう。
また生活習慣や食生活の見直しも大切です。
女性特有の症状では医療機関にも行ったほうが良いですか?
不調を感じる際は、原因を特定するためにまずは医療機関で検査を受けてください。
また、定期的にがん検診を受けることをおすすめしています。
痛みやケガでなくても接骨院・整骨院で対応してもらえますか?
はい。
さまざまな身体のお悩みに対応しております。お気軽にご相談ください。