入浴
肩こり
日本人に多い慢性的な肩こり
腰痛や頭痛と並んで多くの日本人が肩こりに悩まされているといわれています。
デスクワークやスマホなどの影響で、若い方や子供も肩こりになる場合があります。
肩こりの原因は体質に限らず、普段の姿勢や運動習慣など日常生活が影響しています。
メカニズムを知ることで、対処・予防していくことは十分に可能です。
こちらのページでは、
肩こりの特徴やセルフケアの方法を詳しくご紹介しています。
目次
contents
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こんなお悩みありませんか?
TROUBLE
こんなお悩みありませんか?
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肩こりとは?症状・特徴について
SYMPTOMS
肩こりとは?症状・特徴について
SYMPTOMS
非常に多くの方を悩ませている肩こりは、どんなメカニズムなのでしょうか?
また、肩こりを放置することでどのような症状につながるのでしょうか?
適切な対処や予防が行えるよう、こちらでは肩こりの特徴をご紹介します。
肩こりの症状について
肩こりがどういったものなのか、概要を知っておきましょう。
肩こりとは(メカニズム)
首筋から肩、背中あたりの筋肉が強くこわばり、こり感や張り感、疲労感などが生じた状態を「肩こり」といいます。
肩まわりに不快感を覚える要因には、筋肉の疲労がおもに考えられています。
疲労の蓄積から筋肉の柔軟性が低下し、周辺の血管を圧迫してしまいます。
すると、肩や背中まわりの血行が悪くなり、こり感や張り感を引き起こす老廃物が溜まってしまうのです。
日本人に肩こりが多い理由
日本人は頭の大きさの割に肩幅が狭いため、首や肩まわりの筋肉に負担をかけやすくなっています。
その他「床に座る・おじぎをするといった前のめりになる習慣」や「ストレスを溜めやすい神経質な性格」なども、日本人に肩こりが多い理由に考えられています。
肩こりの症状
首から肩、背中にかけての張った感じや重だるい感じ、鈍い痛みなどが肩こりのおもな症状です。
また、肩こりを放置して悪化させた場合は、次のような症状につながる可能性があります。
頭痛
首筋や後頭部の緊張によって頭部への血行が悪くなり、緊張型頭痛を引き起こす場合があります。
頭全体を締め付けるような痛みが、緊張型頭痛のおもな症状になります。
眼精疲労
後頭部を走る大後頭神経の圧迫から、目の疲れや目の奥の痛みなどを起こす場合があります。
自律神経症状
筋肉のこりがストレスとなり、自律神経の乱れにつながる場合があります。
めまいや耳鳴り、不眠、疲労感などが、自律神経症状の例として挙げられます。
肩こりの原因
Cause
肩こりの原因
Cause
肩こりの原因には次のようなことが考えられています。
自身に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。
不良姿勢
猫背の姿勢は、重たい頭部が前方に傾くため、首や肩、背中の緊張を生みやすくなります。
姿勢が悪くなる要因には、パソコン作業やスマホの操作、家事・育児などが挙げられます。
長時間のデスクワーク
身体を動かさない時間が長く続くと、姿勢を維持するために肩まわりの筋肉がこわばっていきます。
パソコン作業(デスクワーク)や車の運転など、意識をしていないと同じ姿勢で身体が固まってしまいます。
運動不足
運動不足の方は筋肉を使う機会が少ないため、肩まわりの血行不良を招きやすくなっています。
血管の働きだけではなく、筋肉の収縮にともなうポンプ作用によっても血液運搬は促されています。
身体の冷え
身体が冷えている際は、体温を外に逃がさないように血管が収縮するため、血行が悪化しやすいです。
冬場はもちろんのこと、夏場もエアコンの風により身体を冷やす可能性があります。
ストレス
人間関係や仕事の重圧など、ストレスが継続すると自律神経のバランスが乱れていきます。
交感神経が優位に働くことで、筋肉が強くこわばり、肩こりにつながる場合があります。
肩こりの類似症状
SIMILAR SYMPTOMS
肩こりの類似症状
SIMILAR SYMPTOMS
類似症状の例
四十肩・五十肩
肩まわりの組織に炎症が起きた状態で、正式名を「肩関節周囲炎」と呼びます。
安静時にも強い痛みがみられ、特に夜寝ているときに痛みが悪化する「夜間痛」が特徴的な症状です。
その他、炎症によって組織が硬くなるため、腕をあげる・ひねるといった動作に制限が出やすくなっています。
肩こり
肩まわりの筋肉がこわばり、血行が悪くなっている状態といわれています。
肩こりでは、夜間痛や肩の可動域制限は特に起こりません。
肩周辺の不調でお困りの方は、一度医療機関や接骨院・整骨院で状態を確認してもらいましょう。
症状に対する施術のご案内
RECOMMEND
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肩こりの対処法
APPROACH
肩こりの対処法
APPROACH
肩こりの改善を目指すには、血行を良くして老廃物の排出を促すことが大事です。
また、肩がこりやすい方は、姿勢の改善をはじめとした普段からのケアも欠かせません。
こちらでは、
自身でも行える肩こりの対処法をご紹介していきます。
身体を温めて、筋肉の緊張をゆるめていきましょう。
38〜40度ほどのぬるめのお湯に、15分間を目安にゆっくり浸かってください。
熱いお湯では交感神経(活動時に働く神経)が刺激される場合があるため、ご注意ください。
肩甲骨のストレッチ
頭の上で両手の甲をあわせます。
その状態から、手のひらを内側に向けながら肘をおろしていきます。(胸を張り、肩甲骨を内側に寄せるイメージです)
1分間を目安に「両手を上げて手の甲をあわせる⇨手を内側に向け肘をおろす」を交互にゆっくり繰り返してください。
▼ストレッチ動画
猫背改善のストレッチ
ストレッチによって、肩や肩甲骨まわりの柔軟性を高めていきましょう。
左手で右の手首を持ちます。
両腕を上に伸ばし、上半身を左に倒していくことで、身体の横側に付着する大きな筋肉をストレッチできます。
30秒ほど伸ばしたら、反対側も同様に行います。
ストレッチは、予防としても継続して行いましょう。
▼ストレッチ動画
適度な運動
ウォーキングやジョギング、水泳など適度な全身運動を行うことで、血行不良の改善を期待できます。
コリ感があるときに限らず、予防として運動は継続して行うことをおすすめします。
肩こりの予防法
PREVENTION
肩こりの予防法
PREVENTION
肩こりを再発させないよう、普段から予防もしっかり行っておきましょう。
姿勢の改善
肩よりも頭部が前に出ている姿勢は、肩がこりやすくなります。
デスクワーク中も顎を引き、軽く胸を張った姿勢を意識しておきましょう。
また、正しい姿勢を維持するには、椅子や机の高さも調整してみてください。
・足裏が床につき、膝が90度になる椅子の高さ
・目線の高さにパソコン画面がくる机の高さ
上記のようなポイントが挙げられます。
筋肉が硬くて背中を伸ばしにくい場合は、対処法でご紹介した猫背改善や肩甲骨のストレッチを行いましょう。
デスクワークではこまめに休憩を挟む
同じ姿勢が続くと、肩まわりの筋肉がこわばってしまいます。
デスクワーク中は、長くとも1時間を目安に休憩を入れてください。
休憩中は立ち上がって軽く歩いたり、首や肩をぐるぐる回したりして、こまめに身体を動かすようにしましょう。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
肩こりのおもな原因は何ですか?
長時間の同じ姿勢(デスクワーク、スマホ)や運動不足、不良姿勢(猫背)などがおもに考えられています。
肩こりを放置するデメリットは何かありますか?
緊張型頭痛(頭全体の締め付けるような痛み)や眼精疲労、自律神経の乱れなどにつながる可能性があります。
肩こりに対して、接骨院・整骨院はどのような施術を行いますか?
身体の状態にあわせて鍼灸や手技、電気療法などを行い、症状の早期改善を図ります。
肩こりはどれくらいの期間で改善できますか?
2〜3ヶ月が目安ですが、症状により個人差があります。
一度状態を確認させてください。
日本人は肩こりになりやすいのですか?
骨格や筋肉量の影響で、西洋人と比べて日本人は肩がこりやすいといわれています。
肩に痛みがあるのですが四十肩・五十肩でしょうか?
夜間の強い痛み(夜間痛)や肩の動かしにくさがみられる場合は、四十肩・五十肩の可能性があります。
肩こり改善のためには、どの部位をストレッチしたら良いですか?
首や肩、肩甲骨まわりのストレッチが肩こりに有効とされています。
肩こりを予防するために姿勢で気をつけることはありますか?
横からみて「耳の穴・肩・股関節・膝・外くるぶし」が直線上に並ぶように意識しましょう。
肩こりに効果的な運動は何がありますか?
水泳のクロールやウォーキング、ジョギング、ラジオ体操など、肩を動かす運動を積極的に行いましょう。
ケガや痛みがなくとも接骨院・整骨院に行って大丈夫ですか?
はい。
メンテナンスや身体の状態を確認する目的でも、接骨院はご利用になれます。